京都市 保育所の園児感染確認 保育士から感染か

京都市 保育所の園児感染確認 保育士から感染か
京都市は、市内の保育所に通う園児が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。この保育所では30代の保育士の感染が確認されていて、市はこの保育士から感染した可能性が高いとして検査対象を広げることにしています。
新たに感染が確認されたのは、京都市南区の「南保育所」に通う園児1人です。

この保育所では集団感染の疑いが指摘されている大阪のライブハウスを先月訪れた、30代の女性保育士の感染が、9日確認されています。

保育士の濃厚接触者にあたる園児や職員の検査を進めたところ、11日、園児の感染が確認され、市は保育士から感染した可能性が高いとみています。

園児は今月8日から下痢やおう吐の症状があり、12日から入院する予定ですが、重症ではないということです。

市は今後、検査を行う対象を園児全員に広げるなどして感染がさらに広がっていないか、調べることにしています。

保育所は今月19日まで閉所することが決まっています。

京都府内で感染が確認されたのは、これで15人となりました。