兵庫 姫路 入院患者の感染確認 同じ病院で5人に 新型ウイルス

兵庫 姫路 入院患者の感染確認 同じ病院で5人に 新型ウイルス
兵庫県姫路市は、市内の病院に入院する70代の女性患者1人が、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。この病院では看護師や患者の感染者は、これで5人になり、市は院内感染の可能性が高いとして入院患者の検査を急ぐとともに感染ルートを調べています。
姫路市によりますと、新たに感染が確認されたのは、姫路市野里にある仁恵病院に入院している70代の女性患者です。

女性患者は10日、せきの症状が出たためウイルス検査をしたところ、11日、感染が分かったということです。

仁恵病院では、これまでに50代と40代の女性看護師、60代と70代の男性の入院患者の合わせて4人の感染が確認されていて、この病院での感染者は5人になりました。

姫路市は1つの病棟から感染者が相次いでいることから、院内感染の可能性が高いとして、この病棟に入院する患者のうち、検査をしていない32人全員と非常勤の看護師8人、合わせて40人の検査を早急に行うことにしています。

また、病院は外来診察の休止を今月15日までとしていましたが、22日まで延長しました。