卓球 ワールドツアー「荻村杯」延期 新型コロナウイルス

卓球 ワールドツアー「荻村杯」延期 新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、来月、北九州市で開かれる予定だった卓球のワールドツアーの1つ「荻村杯」が延期されることになりました。ワールドツアーの延期が続けば、東京オリンピックのシードを決める世界ランキングに影響が出る可能性があります。
ジャパンオープン、「荻村杯」は国際卓球連盟が主催するワールドツアーの一つで、ことしは来月21日から26日まで北九州市で開かれる予定でした。

しかし新型コロナウイルスの感染が世界的に広がっていることなどから、国際卓球連盟と日本卓球協会などは大会を延期することを決めました。

日本卓球協会は「4月下旬の段階での国際大会の開催は選手、観客などの健康やさまざまな面を考慮すると見送らざるをえない」としています。

新たな日程についてはことし中の開催に向けて協議していくということです。

ワールドツアーは5月に香港と中国でも開催が予定されていて、国際卓球連盟は近く、この2大会についても開催するかどうか方針を発表するとしています。

ワールドツアーの延期が続けば、東京オリンピックのシードを決める世界ランキングに影響が出る可能性があります。