相模原で80代の男性死亡 新型コロナウイルスに感染

相模原で80代の男性死亡 新型コロナウイルスに感染
新型コロナウイルスに感染し相模原市内の病院に入院していた80代の男性が9日、死亡したことが分かりました。
相模原市によりますと、死亡したのは市内に住む80代の男性で、ことし1月、呼吸器系の持病のため相模原中央病院に入院していましたが、先月5日に退院し自宅で療養していました。

相模原中央病院はこれまでに看護師や複数の入院患者への新型コロナウイルスの感染が相次いで明らかになっていて、この男性は退院後の先月19日、歩行が困難になるなどの症状が出たため市内の別の医療機関を受診し、新型コロナウイルスへの感染が明らかになりました。

市によりますと、男性は入院した直後から意識が不安定な状態が続いていましたが、9日、死亡したということで、死因は新型コロナウイルスによる肺炎だということです。

市では、男性が相模原中央病院に入院中に感染したとみています。

神奈川県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、クルーズ船を除いて3人となりました。