大阪 新たに14人感染確認 10人はライブハウス訪れる

大阪 新たに14人感染確認 10人はライブハウス訪れる
大阪府は府内に住む20代から60代の、男女合わせて14人が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。このうち、10人はこれまでに集団感染の発生が疑われている大阪市内のライブハウスを訪れていたということです。
大阪府によりますと、新たに感染が確認されたのは、府内に住む20代から60代の、男性4人と女性10人の合わせて14人です。

このうち10人は、集団感染の発生が疑われている大阪・都島区と北区のライブハウスのいずれかを訪れていたということです。

また、残りの4人のうち2人はこれまでに感染が確認された人の同居する家族だということです。

14人はいずれも症状がないか、軽症だということです。

感染が確認された20代の女性は大阪市内の認可保育所に勤務していたということで勤務の状況や接触した人などについて調べているということです。

これで大阪府内での感染確認は55人になりました。

ライブハウスの客やスタッフの数

大阪府は集団感染の発生が疑われている大阪市内のライブハウスについてこれまでに把握できたコンサートが行われた日の客やスタッフの数を明らかにしました。

それによりますと大阪・都島区の「大阪京橋ライブハウスArc」では先月15日に観客がおよそ120人訪れ、スタッフや出演者はおよそ30人いました。

16日は観客がおよそ100人、スタッフや出演者がおよそ30人だったということです。

また、大阪・北区の「Soap oprea classics -Umeda-」では先月19日が観客およそ100人、23日が観客およそ80人だったということです。

いずれの日もスタッフや出演者は数人だったということです。

さらに、大阪・北区の「Live House Rumio」は、先月18日に観客およそ40人が訪れ、スタッフは9人、出演者は数人だったということです。

大阪市・中央区の「americamura FANJ twice」は、先月21日に観客およそ60人が訪れ、スタッフが8人、出演者は数人だったということです。

大阪府はライブハウスを訪れた人の家族からも感染が確認されていることから、ライブハウスを訪れた人は症状の有無にかかわらず、保健所などの相談センターに相談するよう呼びかけています。