北海道 新たに3人感染確認 道内の感染者101人に

北海道 新たに3人感染確認 道内の感染者101人に
北海道では8日新たに3人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。これで北海道内の感染者は100人を超え、合わせて101人になりました。
北海道によりますと、新たに感染が確認されたのは岩見沢市の60代の男性と、70代の女性の2人、それに、旭川市の70代の男性の合わせて3人です。

このうち、岩見沢市の60代の男性は今月2日に発熱や頭痛、下痢があり、4日後の6日に38度の熱が出たため、医療機関を受診して検査を行った結果、8日、感染が確認されました。

岩見沢市の70代の女性は先月29日に38度の熱が出て、その後も続いたため、今月2日から同じ医療機関を3度、受診したあと検査したところ、感染が確認されました。

2人はいずれも海外渡航歴はなく軽症だということです。

北海道は、2人について、「同じ医療機関を受診していた」としたうえで、「70代の女性は60代の男性の濃厚接触者」と説明していますが、詳しい関係は明らかにしていません。

これで、北海道内の感染者は100人を超え、合わせて101人になりました。

また、このうち容体が回復するなどして再検査をした結果、ウイルスが検出されなかったため治療を終えた人は、41人いるということです。

旭川の男性 発症前に東京や神奈川などに出張

旭川市の発表によりますと、感染が確認された市内に住む70代の会社経営の男性は、今月2日以降、強いけんたい感や発熱、それに呼吸不全などの症状が出たため、市内の医療機関に入院し、検査の結果、8日、新型コロナウイルスの感染が確認されたということです。

男性は、現在、熱などの症状は落ち着き、回復傾向にあるということです。

旭川市によりますと、男性は、症状の出る直前の先月28日から今月2日まで、東京と神奈川、それに仙台市に1人で出張に行き、その際、飛行機など公共交通機関を利用していたということで、市は感染経路などについて調べを進めています。

旭川市で新型コロナウイルスの感染が確認されたのはこれで、8人となりました。