埼玉で女性3人新たに感染確認 県内6人に

埼玉で女性3人新たに感染確認 県内6人に
さいたま市と埼玉県行田市で合わせて3人の女性が新たに新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。市と県は3人の詳しい行動歴や濃厚接触者などについて調べることにしています。
新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、さいたま市の40代の会社員の女性と、5日感染が確認された県農業技術研究センターの男性職員の家族で、行田市に住む60代の妻と30代の娘の合わせて3人です。

このうち、さいたま市の40代の女性は、複数の感染者が確認されている大阪・北区のライブハウス、「Soap operaclassicsーUmeda-」を先月23日に訪れていました。

そして、大阪から戻った先月25日午後から都内の勤務先に通勤していましたが、「ライブハウスを訪れた人から感染が確認された」という報道を受けて、6日、市の保健所に相談し、検査を受けたところ感染が確認されました。

また、5日感染が分かった埼玉県の男性職員の60代の妻は、先月20日に東京・池袋のライブハウス「音処・手刀」を訪れていたほか、21日と27日には行田市の「コナミスポーツクラブ行田」でダンスなどをしていたということです。

このほか、22日には熊谷市の中央公民館で三味線教室に参加したほか、25日と今月2日には90代の母親の付き添いで、さいたま市中央区のさいたま赤十字病院を受診したということです。

また、30代の娘は今月2日まで、JR行田駅から東京・渋谷の勤務先までJR湘南新宿ラインや京王井の頭線を利用して通勤していたということです。

3人とも県内の医療機関に入院しましたが、いずれも症状はないか症状は軽いということです。

さいたま市と県は、それぞれの濃厚接触者などについて引き続き調べることにしています。

埼玉県内で発表された新型コロナウイルスの感染者は、これで6人となりました。