秋田県で初の感染確認 クルーズ船乗客の60代男性

秋田県で初の感染確認 クルーズ船乗客の60代男性
秋田県は新型コロナウイルスへの集団感染が確認されたクルーズ船の乗客だった秋田市の60代の男性が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。秋田県で感染が確認されたのは初めてです。
感染が確認されたのは、秋田市内に住む60代の男性です。

県によりますと、男性は集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した乗客だということです。

男性は先月17日に船内で1回目のウイルス検査を行い、2日後の19日に陽性と判明し、その日の夜に都内の医療機関に入院したということです。

その後、22日に行った2回目のウイルス検査と26日に行った3回目のウイルス検査ではいずれも陰性で、胸のレントゲン検査でも異常は見られなかったため、28日に都内の医療機関を退院し、29日には自宅に戻ったということです。

男性は退院した医療機関の医師から2回目のウイルス検査をした22日から2週間経過した時点で医療機関を受診するよう指示されていたことから、秋田県内の医療機関を受診し、ウイルス検査を行ったところ、6日、陽性と判明したということです。

男性は都内の医療機関を退院したあとは羽田空港近くのホテルにタクシーで移動して宿泊し、翌29日に羽田空港から飛行機で秋田空港に着き、タクシーで帰宅したということです。

秋田県で感染が確認されたのは初めてです。