相模原市 新たに50代夫婦が感染 感染経緯は不明

相模原市 新たに50代夫婦が感染 感染経緯は不明
新型コロナウイルスの感染者が相次いで確認されている相模原市で、新たに市内に住む50代の夫婦が感染していることがわかりました。
相模原市によりますと、感染が新たにわかったのはいずれも50代で市内に住む建設業を営む男性とその妻です。

夫婦は先月19日、けん怠感が出て、その後も発熱や関節痛などの症状が続いたことから、市内の医療機関を受診し検査したところ、1日、感染がわかったということです。

2人とも体調が悪くなってからは外出を控え、現在は症状は軽く自宅で療養しているということです。

夫は仕事で不特定多数の人と接触することはなかったということです。

相模原市では市内の病院やJR相模原駅などで感染者が相次いで確認されていますが、この夫婦は少なくとも先月以降はこの病院と駅を利用していないと話しているということです。

相模原市は夫婦と同居する成人の息子2人について検査を行っているほか、夫婦が受診した医療機関での濃厚接触者を把握し、今後検査を行う予定です。

市では感染の経緯がわからないケースが相次いで明らかになり、市中感染の可能性が高まっているとして、手洗いなどの対策の徹底とともに、市などが発信する正確な情報に基づいた冷静な行動を呼びかけています。