選手に検温 消毒液設置 ボランティアはマスク 東京マラソン

選手に検温 消毒液設置 ボランティアはマスク 東京マラソン
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて一般ランナーの参加が見送られた東京マラソンが1日行われ、大会関係者がマスクをするなど感染予防の対策をして運営に当たりました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京マラソンは、およそ3万8000人のすべての一般ランナーの参加が見送られ、招待選手などおよそ200人の選手によるレースに絞って行われました。

主催する東京マラソン財団によりますと、スタート前に医師が選手の体温を測るなど健康状態をチェックしたということです。

スタートやフィニッシュ地点には消毒液が置かれ、大会関係者がマスクをするなど感染予防の対策をとっていました。

さらに参加するボランティアはおよそ900人と、当初の予定から10分の1以下に減り、ボランティアの人たちもマスクや手袋をつけて、コースの整理をしたり沿道に人が密集しないよう呼びかけたりしていました。

主催する財団や日本陸上競技連盟が一般の人たちに沿道での応援を自粛するよう呼びかけていましたが、沿道ではマスクをして応援する人たちの姿も見られました。

40代の男性は「大会の規模縮小は残念ですが、今はしかたないと思います。感染が広がらないよう気をつけます」と話していました。