プロ野球オープン戦 きょうから無観客で 球場の周りも静寂

プロ野球オープン戦 きょうから無観客で 球場の周りも静寂
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、プロ野球のオープン戦は、29日から無観客で行われます。中日と広島の試合が行われるナゴヤドームの周りにも開門を待つ観客はおらず、いつもと違った静かな状況です。
プロ野球のオープン戦は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、29日から来月15日までの72試合すべてが無観客で行われます。

このうち、中日と広島のオープン戦が行われるナゴヤドームでも、入場ゲートの扉が閉じられ、「政府の基本方針に従い、感染症拡大防止の観点から無観客試合とすることが決まりました」などと書かれた貼り紙が周辺に貼られています。

試合が開催される日は、多くのファンが詰めかけますが、29日は閑散としていました。

また、チケットの払い戻しも29日から始まり、専用窓口にはチケットを買っていたファンが次々と訪れていました。

ナゴヤドームでのオープン戦すべてのチケットを買っていたという名古屋市守山区の75歳の男性は、「楽しみにしていたのでとても残念な気持ちでここに来ました。新型コロナウイルスがシーズンにまで影響しないかとても心配です」と話していました。