「緊急事態宣言」 札幌 大通り公園 人通り少なく

「緊急事態宣言」 札幌 大通り公園 人通り少なく
新型コロナウイルスの感染が広がっているとして、北海道の鈴木知事が表明した「緊急事態宣言」から一夜明けた29日、札幌市中心部の大通公園は、ふだんに比べて人通りが少なく、閑散としていました。
28日から来月19日までの3週間を対象とした「緊急事態宣言」では、鈴木知事が特にこの週末の外出を控えるよう道民に呼びかけました。

一夜明けた29日、札幌市中心部の大通公園は休日にもかかわらず人通りが少なく、閑散としていました。また、観光で訪れた人たちのほとんどがマスクを着けるなどして、感染の対策をとっていました。

札幌市の72歳の女性は「いつもの土曜日と違って人が少なくて驚きました。交通量もすごく減っています。外出の自粛要請があるのはわかっていますが、用事があるので外に出なければならず不安です」と話していました。

奈良から観光で訪れた20代の女子大学生は「きょうが観光の最終日ですが、感染しないようスケジュールを変更して、なるべく人混みを避けたい」と話していました。

札幌市内の飲食店で働く23歳の男性は「シフトが変えられないので休むことはできません。外出の自粛要請は理解できますが、とにかく早く終息してほしい」と話していました。