臨時休校 市教委も宿題づくりを支援 さいたま

臨時休校 市教委も宿題づくりを支援 さいたま
来月2日から13日までの間、小中学校などの臨時休校を決めたさいたま市教育委員会は、休校期間中の子どもたちが自宅で学習するための宿題の作成を急いでいます。
さいたま市教育委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため来月2日から13日までの間、小中学校・高校、それに中等教育学校を臨時休校にすることを決めました。

臨時休校の期間中は、それぞれの学校で指示された宿題を子どもたちに渡すことになっていますが、休校の期間が長期にわたり、宿題の分量が多くなることから、教育委員会でも宿題の作成を支援することになりました。

28日は小・中学校で教員の経験のある職員25人が、休校に関する学校や保護者からの問い合わせに対応するかたわら、教科書などを確認しながら宿題の作成にあたりました。

教員たちが作った問題はさいたま市の教育研究所のホームページに掲載され、児童や生徒が印刷して自由に使えるようにするということです。

さいたま市教育委員会学校教育部指導1課の山浦麻紀課長は「急な臨時休校でそれぞれの学校も対応に追われているので、宿題づくりを少しでもサポートしたい」と話していました。