新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全日空と日本航空は国内線のすべての航空券について、来月19日の搭乗分まで手数料を取らずに払い戻すと発表しました。

全日空と日本航空は、政府が大規模なイベントなどの中止や延期を要請したことを受けて移動を控える動きが広がっていることから、国内線の航空券について手数料を取らずに便の変更や払い戻しを行うことになりました。

対象となるのは、28日から来月19日搭乗分までのすべての国内線の航空券で、マイルを使った特典航空券や宿泊とセットになった国内ツアー航空券も含んでいます。

28日午前の当初の発表では、対象は今月12日の搭乗分までとしていましたが、利用客からそれ以降の分についても対応を望む声が多く寄せられたことから28日夜、期間の延長を決めたということです。

払い戻しは、電話のほかウェブサイトや窓口で受け付け、理由は問わないということで、会社では「詳しい方法などはウェブサイトを確認してほしい」としています。