新型ウイルス 茨城県庁 テレワーク強化

新型ウイルス 茨城県庁 テレワーク強化
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、茨城県は県庁で働く職員およそ2000人を対象に、テレビ電話などを使って自宅で仕事ができるテレワークの取り組みを強化しています。
茨城県はこれまでもテレワークでの業務を取り入れていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、26日からは本庁に勤務する職員全員、およそ2000人を対象に、来月6日までの間に少なくとも1度はテレワークをしてもらう取り組みを行っています。

また、それぞれの課では、テレワークや休みの取得で職場に出勤する人を半分にする日を期間中に1度は設けることを目標にしています。

このうち、科学技術振興課では27日、25人のうち13人がテレワークや休みなどで職場を離れたということです。
課員の三嶋達典さんは、28日の業務を自宅で行い、県議会の委員会で使う資料をパソコンで作成していました。

これまでも何度かテレワークをしたことがありましたが、議会の期間中に自宅で仕事をするのは初めてだといいます。

文部科学省は28日、全国の教育委員会などに対して臨時休校の要請をしましたが、中学生と高校生の子どもがいる三嶋さんは「共働きですが、テレワークであれば仕事をしながら子どもの食事の用意ができます」と話していました。