NY株式市場 400ドル以上の大幅値下がりで始まる

NY株式市場 400ドル以上の大幅値下がりで始まる
27日のニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大が続いているとして、ダウ平均株価は前日に比べて400ドル以上の大幅な値下がりで取り引きが始まっています。
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、アメリカでも、感染経路が不明な患者が見つかったことから、売り注文が大きく増えていて、金融市場の動揺が収まらない状況です。

投資家の間ではリスクを避けようという動きが強まって、安全とされる債券市場に資金が流れ込み、長期金利が過去最低を更新するとともに、金の価格は記録的な上昇が続いています。

また、世界的な経済活動の停滞から需要が大きく減るとして、原油価格は急激に値下がりしています。

ダウ平均株価は、今週の値下がり率が、前日の時点ですでに7%を超えていて、アメリカメディアは、「1週間でこれだけの値下がりは、2008年の、いわゆるリーマンショックの時以来だ」などと伝えています。