新型コロナウイルス 有権者との握手自粛 パーティーの延期も

新型コロナウイルス 有権者との握手自粛 パーティーの延期も
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、自民党の派閥の会合では、有権者との握手を控えるべきだといった意見が出されたほか、石破派は、5月に予定していた派閥のパーティーを延期することを決めました。
細田 元幹事長は「われわれは政治家なので常に握手する慣行があるが、濃厚な接触の1つであり握手は控えたらどうかと思う」と述べました。
石破 元幹事長は「どういうものをやめてどういうものをやるのか、政府は明確にしておいたほうがいいと思う」と述べました。

そして、石破派は、5月に予定していた派閥のパーティーを延期することを決めました。
一方、河村 元官房長官は「私は特定の100人くらいの小規模な会合なら行くと言っている。少人数の会合まで延期する必要はないのではないか」と述べました。
また、麻生副総理兼財務大臣は「経済への影響はリーマンショック並みというが、今は市場にカネが余っており、比較するのはいかがなものか」と述べました。
伊吹 元衆議院議長は「新型コロナウイルスの問題はいずれ終息すると思うが、そのあと景気が悪くなった時、政権与党に対して非常にダメージになる」と指摘しました。