新型ウイルス JR相模原駅の60代社員も感染 同僚から感染か

新型ウイルス JR相模原駅の60代社員も感染 同僚から感染か
JR相模原駅に勤務する50代の社員の新型コロナウイルスへの感染が明らかになったことを受けて、接触のあった同僚を検査した結果、26日、同じ駅に勤務する60代の社員も感染していたことが明らかになりました。
県などによりますと、感染が分かったのは、JR東日本の社員で横浜線の相模原駅に勤務する60代の男性です。

勤務などの管理業務の担当で利用者と接触する業務はしていないということです。

今月22日、JR相模原駅に勤務する50代の男性社員の感染が明らかになったため、県などでは、接触のあった11人の同僚について検査を進めていて、26日までに結果の出た7人のうち60代の男性1人の感染が分かったということです。

男性は、現在、医療機関に入院していますが、38度を超える熱が出て、せきやけん怠感などの症状があるということです。

JRによりますと、男性は相模原駅のほか相模線の南橋本駅、上溝駅、原当麻駅の事務室で勤務をしていたということです。

県では、一般の利用者との濃厚接触は「考えづらい」としていますが、業務の中で利用者と接触する場面があったかどうかなどを調べることにしています。

県などでは男性は勤務の中で最初に感染が分かった50代の社員から感染した可能性が高いと見ていて、引き続き、接触のあった残る社員について検査を進めています。