日本陸上競技連盟は来月１日の東京マラソンなど、東京オリンピックの代表選考レースとなる大会については、すでに発表している大幅に縮小した規模で実施する方向で調整しています。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、安倍首相は26日、スポーツイベントなどについては今後２週間程度、中止か延期、または規模を縮小するよう要請する考えを示しました。

これについて日本陸連は、来月１日の東京マラソンをはじめ、来月８日の名古屋ウィメンズマラソンや、びわ湖毎日マラソンといった東京オリンピックの代表選考レースについては、実施する方向で調整しています。

理由として東京マラソンと名古屋ウィメンズマラソンは、一般ランナーを参加させず、大会の規模を大幅に縮小して招待選手などの出場に限っていること、沿道での観戦を自粛するよう呼びかけていることを挙げ、すでに規模を大幅に縮小できているとしています。