都知事 中小企業対象の融資制度を緊急に創設 影響抑えるため

都知事 中小企業対象の融資制度を緊急に創設 影響抑えるため
東京都議会の定例会は26日代表質問が行われ、小池知事は新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響を最小限に抑えるため、売り上げが減少した中小企業を対象に緊急の融資制度を創設して、活用を促していく考えを示しました。
東京都議会は26日各会派による代表質問が行われ、この中で、感染が拡大している新型コロナウイルスへの対策について質問が相次ぎました。

これに対し小池知事は経済への影響を最小限に抑えるため、中小企業を対象にした緊急の融資制度を新たに創設する考えを示しました。

そのうえで小池知事は「一定の売り上げの減少などある中小企業が、幅広く利用できるようにするとともに、資金の使いみちについても、当面の運転資金や設備投資などさまざまな活用ができるようにする」と述べ、具体的な融資の条件を検討して活用を促していく考えを示しました。

このほか小池知事は、医療態勢の強化に向けて、府中市にある多摩総合医療センターを改修して、感染症の患者を受け入れる専用の病床を増やす考えを示しました。