日本時間の夕方に取り引きが始まった、26日のヨーロッパの株式市場では、新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が根強く、ドイツの市場で２％を超える大幅な下落となるなど、株価の値下がりが続いています。

26日のヨーロッパの株式市場は、新型コロナウイルスの感染が各地で拡大していることから、経済活動への影響に対する懸念が根強く、売り注文が膨らんで、株価は値下がりしています。

主な市場の株価指数は、日本時間の午後６時半時点で、前日の終値と比べ、ドイツのフランクフルト市場で約2.4％の大幅な値下がりとなっています。

また、パリ市場で約1.8％、ロンドン市場で約1.5％、イタリアのミラノ市場で約1.1％それぞれ下落しています。

ヨーロッパの主な株式市場では今週に入って株価が大幅に値下がりしていますが、市場関係者は「ヨーロッパでは、新型コロナウイルスの感染拡大が本格化していることから、投資家の間で警戒感が強まっており、株価が下げ止まらない状況になっている」と話しています。