サッカー 来月の南ア戦 協会会長「開催 すみやかに決める」

サッカー 来月の南ア戦 協会会長「開催 すみやかに決める」
日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、東京オリンピック世代が来月強化試合で対戦する南アフリカの協会から、新型コロナウイルスの感染の状況などを問い合わせる書面を受けたことを踏まえ、試合の開催について「すべての選択肢を持って対応していく。すみやかに意思決定をして決める」と話しました。
来月27日に京都府亀岡市で予定されているサッカー男子の東京オリンピック世代が、南アフリカと対戦する強化試合をめぐっては、南アフリカの協会から新型コロナウイルスに対する感染の状況を問い合わせる書面が届き、一部の海外メディアは、南アフリカはチームを派遣しない方針だと報じています。

これについて、日本サッカー協会の田嶋会長は26日、都内で取材に応じ、「書面を受け取ったが、対戦を断るという連絡を正式にもらっているわけではない」と現時点での変更がないことを強調したうえで、開催について「すべての選択肢を持って対応していく。すみやかに意思決定をして決める」話しました。

来月下旬には、同じ東京オリンピック世代のコートジボワールとの強化試合や、ワールドカップカタール大会アジア2次予選も国内で予定されています。

このほか、田嶋会長は、来月15日までサッカー協会が主催するイベントや会議を中止することや、200人余りの職員を原則、在宅勤務させる考えを示しました。