全試合が無観客 カーリング ミックスダブルス日本選手権が開幕

カーリングのミックスダブルスの日本選手権が札幌市で開幕し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてすべての試合が無観客で行われています。
日本選手権には前回大会で優勝した藤澤五月選手と山口剛史選手のペアなど21チームが参加しています。

優勝チームがことし4月にカナダで開かれる世界選手権の代表に決まるこの大会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開会式が中止され、すべての試合が無観客で行われます。

初日の25日は、予選リーグ8試合が行われロコ・ソラーレの藤澤選手とSC軽井沢クラブの山口選手のペアが、初戦で東北ブロックの代表と対戦しました。

藤澤選手と山口選手のペアは第1エンドから得点を重ね、第5エンドを終えた時点で7対1とリードし、第6エンドで相手が1点を追加したあと負けを認めたため7対2で勝ち、大会3連覇に向け白星スタートを切りました。

決勝は来月1日に行われます。
藤澤五月選手は「ミスの出やすい初戦で大きなミスがなかったことが良かった。会場に来て見てもらうことはできないが、氷上の熱い戦いを放送などを通して見て応援してもらえればうれしい」と話していました。

山口剛史選手は「優勝は狙っているが結果にこだわりすぎず、自分たちらしい戦いができれば良いと思う。観客がいない寂しさはあるが、世界を代表する藤澤選手とともにしっかり大会を盛り上げたい」と話していました。