巨人がオープン戦2試合を無観客試合へ

巨人がオープン戦2試合を無観客試合へ
プロ野球 巨人は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今月29日と来月1日に本拠地の東京ドームで行うヤクルトとのオープン戦を、観客を入れずに行うことを発表しました。
新型コロナウイルスへの感染の報告が相次ぐなか、国の専門家会議は24日、今後1、2週間が感染拡大のスピードを抑えられるかどうかの瀬戸際だという見解を示しました。

これを受けて巨人は25日、今月29日と来月1日に本拠地の東京ドームで行うヤクルトとのオープン戦を、観客を入れずに行うことを発表しました。

無観客とする理由について球団は、社会全体で感染拡大のリスクを小さくすることが求められる中、プロ野球は来場者の多くが密集の中で歓声をあげ、体を動かしながら観戦するスポーツであることを踏まえたとしています。

また来月3日から8日にかけて、日本ハムとオリックスそれに阪神と相手の本拠地であわせて5試合のオープン戦を行うことになっていますが、各球団に対して無観客で試合を開催できないか協議しています。

そして、それ以降に主催するオープン戦についても感染拡大の状況を踏まえ、観客を入れずに試合を行う可能性があるとしています。

入場券の払い戻しなどの手続きについては26日以降、改めて発表することになっています。