春場所の扱い 来月1日に最終判断へ 日本相撲協会

春場所の扱い 来月1日に最終判断へ 日本相撲協会
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日本相撲協会は来月8日に大阪市で初日を迎える大相撲春場所について、1週間前の1日に臨時理事会を開き場所を開催するかどうかや、観客を入れるかどうかなどの最終的な判断をする方針を明らかにしました。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、大相撲春場所は来月8日に大阪府立体育会館で初日を迎える予定で、日本相撲協会は25日、大阪市で幹部による会議を開いて場所の扱いについて検討しました。

会議のあと日本相撲協会の芝田山広報部長が取材に応じ、来月1日に臨時理事会を開いて最終的な判断をする方針を明らかにしました。

春場所の扱いについては、▽現時点で観客を入れずに開催と、▽本場所の中止、▽それに観客を入れての開催の3つの案が選択肢としてあがっているということで、芝田山広報部長は「国内の状況がどうなるかや政府の方針など多くの動きがあると思う。状況の推移を見ていくしかない」と説明しました。

相撲協会では春場所の扱いについて検討する一方で、力士に対しては手洗いやうがい、消毒液の使用のほか、不要不急の外出を控え、握手やサインの対応などのファンサービスも、極力行わないよう指導しているということです。