フィリピン チャーター機2機派遣 クルーズ船の約400人帰国へ

フィリピン チャーター機2機派遣 クルーズ船の約400人帰国へ
フィリピン外務省は、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船しているフィリピン人のうち、これまでに感染が確認されず、帰国を希望するおよそ400人を帰国させるため、25日朝チャーター機を2機、日本に派遣したことを明らかにしました。
フィリピン保健省によりますと「ダイヤモンド・プリンセス」には、乗員531人と乗客7人の合わせて538人のフィリピン人が乗っていて、24日までに59人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されています。

フィリピン外務省は当初、今月23日にチャーター機を派遣する予定でしたが、航空機の調整と帰国を希望する人の取りまとめが間に合わず、延期していました。

外務省は今回、帰国する人の正確な数は明らかにしていませんが、感染者を除いた帰国希望者はおよそ400人になるとしています。

チャーター機は25日午後、羽田空港に到着し、帰国希望者を乗せてフィリピンに戻る予定で、帰国者は、経過観察のためマニラ近郊の施設に2週間隔離されるということです。