京都 北野天満宮で「梅花祭」 野だてでマスク姿の参加者も

京都 北野天満宮で「梅花祭」 野だてでマスク姿の参加者も
菅原道真をまつる京都の北野天満宮で、道真をしのぶ「梅花祭」が行われました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、恒例の野だてでもマスク姿の参加者が目立ちました。
京都市上京区の北野天満宮では、梅の花を好んだとされる菅原道真をしのんで、道真の命日にあたる2月25日に毎年「梅花祭」が行われます。

境内にある50種類およそ1500本の梅は例年よりも2週間ほど早く、今ちょうど見頃を迎えています。

また境内に設けられた茶席では野だてが行われ、参加者たちは、華やかな着物に身を包んだ芸妓や舞妓が立てたお茶を楽しんでいました。
野だてには例年3000人ほどが参加しますが、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて参加人数を1000人に絞ったほか、マスク姿の参加者が目立ちました。

京都市北区から訪れた女性は「毎年来ています。マスクを外しながらお茶を飲む異様な光景でしたが、茶会に使われたお茶わんがきれいでした」と話していました。

境内の梅の木は、来月中旬まで楽しめるということです。