株価 大幅に下落 感染拡大で“世界同時株安” の展開

25日の東京株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に深刻な影響を与えるのではないかという懸念から売り注文が膨らみ、株価は大幅に値下がりして取り引きが始まっています。
連休明けとなった25日の東京株式市場は午前9時から取り引きが始まりましたが、直後から幅広い銘柄に売り注文が膨らみ、株価は大幅に値下がりしています。

新型コロナウイルスの感染拡大が本格化して各国の市場で株価が急落し、世界同時株安ともいえる展開となっています。

これは、イタリアや韓国などで新型コロナウイルスの感染者の数が増えたことで、世界経済全体に深刻な影響を与えるのではないかという懸念が強まっているためです。

市場関係者は「中国と地理的に近い日本は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が製造業や観光業など広範囲に及ぶという見方が強く、売りが売りを呼ぶ展開となっている」と話しています。