コロナウイルス 海外メディア向けに5回目の政府説明会

コロナウイルス 海外メディア向けに5回目の政府説明会
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船への対応に海外メディアから批判が出ていることを受けて、政府は、24日午後、今月21日に続いて、外務省で、海外メディア向けの記者会見を開き、感染拡大の防止策などを改めて説明しました。
海外メディアの記者からは、ウイルス検査の結果が陰性でクルーズ船から下船した人から感染者が見つかっていることを踏まえ、日本政府の対応に不備があったのではないかという質問が相次ぎました。

これに対し、感染症の専門家は、検査には技術的な限界があるとしたうえで、下船したほかの人たちの健康状態の把握を続けていることを説明しました。

このほか、夏の東京オリンピック・パラリンピックの開催を懸念する質問が出され、専門家は、開催の可否を判断するのは時期尚早だという考えを示しました。

政府が、海外メディア向けに、こうした説明の場を設けるのは、24日で5回目で、今後も、必要に応じ、海外への正確な情報発信に努めることにしています。