新型コロナ 下船者の健康状態を毎日電話で確認へ 厚労省

新型コロナ 下船者の健康状態を毎日電話で確認へ 厚労省
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、ウイルス検査の結果陰性となって下船した人から初めて感染が確認されたことから、厚生労働省は下船したほかの人たちの健康状態について、毎日電話で確認することを決めました。
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客と乗員について、厚生労働省は、これまでにウイルス検査で陰性となった982人に下船してもらいましたが、このうち栃木県の60代女性について、22日に感染が確認されました。

これを受けて、厚生労働省は、都道府県と連携して下船した翌日から14日間、ほかの下船者に毎日電話で健康状態を確認することになりました。

具体的には、体温やのど痛み、体のだるさがないかなどについて確認するということです。また、不要不急の外出も控えるよう要請し、体調に異変があれば、相談するよう伝えるということです。