凍結した海上でマラソン大会 ロシア

凍結した海上でマラソン大会 ロシア
凍結した海の上を走るユニークなマラソン大会がロシアで行われ、日本人100人余りを含む1300人のランナーが氷の上を駆け抜けました。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中国人は参加できませんでした。
このマラソン大会は、冬の平均気温がマイナス10度になるロシア極東のウラジオストクで、厚さおよそ1メートルの氷に覆われた入り江で行われました。

ランナーはハーフマラソンや10キロなど5つの部門に分かれて、靴には滑り止めのスパイクを装着し、見渡すかぎり氷が広がる真っ白なコースを懸命に駆け抜けていました。
ことしは日本人100人余りを含む、およそ1300人のランナーが参加しました。

大阪から来た大学生は、「とても楽しかったです、寒かったけど走ると暖かいくらいでした」と話していました。

また、京都から参加した男性は、「とてもユニークな経験で、景色もきれいで最高でした」と話していました。

一方、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてロシア政府が中国人の入国を一時的に停止しているため、当初、出場を予定していた200人の中国人は参加できませんでした。