クルーズ船対応 批判受け 海外メディアに説明 政府

新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船への対応に海外メディアから批判が出ていることを受けて、政府は、21日夜、外務省で、海外メディア向けの記者会見を開き、船内での感染対策などを改めて説明しました。
また、記者会見で、海外メディアは、クルーズ船を下船した外国人の中で、帰国後、ウイルスへの感染が確認されたケースもあったことを踏まえ、下船した日本人でも、今後、感染が確認され拡大につながるおそれがあるのではないかと質問しました。

これに対し、感染症の専門家は、下船した日本人には、2週間は健康状態を毎日チェックして不要不急の外出を控えるなど、対策を講じていることを説明しました。

政府は、今後も、必要に応じてこうした機会を設け、海外への情報発信に努めることにしています。