下船の香港乗客 チャーター機で羽田空港出発 第2便に約100人

下船の香港乗客 チャーター機で羽田空港出発 第2便に約100人
新型コロナウイルスへの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した香港の市民を乗せたチャーター機は21日夜、羽田空港を出発しました。
香港政府が手配したチャーター機は20日に続いて2機目で、日本時間の21日午後10時ごろ羽田空港を出発し、香港に向かいました。

香港メディアによりますと、チャーター機には「ダイヤモンド・プリンセス」から下船し、新型コロナウイルスに感染していないことが確認された香港の市民100人近くが乗っているということです。

いずれも、20日に1機目のチャーター機で戻った106人と同様、香港で改めて検査を受けるとともに、隔離された状態で2週間の経過観察を受けることになっています。

香港政府によりますと、ダイヤモンド・プリンセスに乗船していた香港市民のうち、感染が確認されたのはこれまでに66人で、その濃厚接触者は41人にのぼるということです。

香港政府は残る人たちもすみやかに香港に戻れるよう、3機目のチャーター機の派遣を検討しているということです。