東京五輪パラ 代表選考会など 観客を減らす検討を スポーツ庁

東京五輪パラ 代表選考会など 観客を減らす検討を スポーツ庁
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、スポーツ庁などは、東京オリンピック・パラリンピックの代表選考会やテスト大会で、観客を減らすことも検討するよう促す通知を、競技団体や大会組織委員会に向けて送りました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府は大規模なイベントの主催者に、会場の状況などを踏まえ開催の必要性を改めて検討し、開催する場合は対策をとるよう呼びかける一方、現時点で一律に開催の自粛を要請するものではないとしています。

これを受けてスポーツ庁と内閣官房は21日、競技団体や大会組織委員会に向けて代表選考会やテスト大会を開催する際に留意すべき対策について通知を送りました。

具体的には、会場の出入り口や選手の滞在場所にアルコール消毒液を置くことや、発熱などのかぜの症状がある観客やスタッフに入場を控えてもらうこと、さらに観客を減らすことなどについて検討を促しています。

スポーツ庁としては東京大会を間近に控えて、多くの観客を集める強化試合などが予定される中、感染拡大を防ぐ対策に万全を期していく考えです。