株価 午後に値上がり幅縮小 新型ウイルス感染拡大懸念で

株価 午後に値上がり幅縮小 新型ウイルス感染拡大懸念で
20日の東京株式市場は午前中、日経平均株価が400円以上値上がりしたものの、新型コロナウイルスの感染者2人が死亡したことで感染拡大の懸念が強まり、午後に入って値上がり幅は縮小しました。
日経平均株価、20日の終値は19日より78円45銭高い2万3479円15銭。
東証株価指数=トピックスは、2.62上がって1674.48。
1日の出来高は11億7403万株でした。

市場関係者は「外国為替市場でおよそ9か月ぶりの水準となる1ドル=111円台まで円安ドル高が進んだため、午前中は輸出関連の銘柄に買い注文が集まった。ただ新型コロナウイルスの感染者2人が死亡したことが公表され、国内での感染拡大と企業業績への影響などを懸念する投資家が増え、午後に入って手持ちの株式を売る動きが広がった」と話しています。