バスケ男子日本代表が都内で合宿 新型ウイルス予防策も

バスケ男子日本代表が都内で合宿 新型ウイルス予防策も
バスケットボール男子の日本代表は、今月24日に台湾で行われるアジアカップの予選を前に都内で合宿を行っていて、新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、チームは選手が発熱した時にすぐに把握できるよう、体温を毎日記録するなど予防策に努めています。
バスケットボール男子の日本代表は東京 北区のナショナルトレーニングセンターでアジアカップの予選に向けた合宿を今月6日から行っていて、19日は練習の一部が報道陣に公開されました。

日本は21日、千葉市で中国と対戦する予定でしたが、新型のコロナウイルスの感染拡大の影響でこの試合は延期になりました。

24日には台湾と敵地で対戦する予定で、19日の練習では去年12月に日本国籍を取得し、初めて代表合宿に参加しているライアン ロシター選手など、Bリーグ所属の選手15人が攻撃と守備の連係を確認しました。

選手やスタッフは感染予防のため、発熱した時にすぐに把握できるよう、合宿初日から毎日体温を計って記録しているほか、手洗いや消毒をこまめに行うよう心がけているいうことです。
合宿に参加しているアルバルク東京の田中大貴選手は「日本のファンの前で試合ができないのは残念だが、決まったことはしかたがないので台湾戦に向けていい準備をしていくだけだ。手洗いやうがいなど、みんなで意識して気をつけていきたい」と話していました。
また、フリオ・ラマス ヘッドコーチは「今の状況ではスポーツ面よりも健康面や衛生面が重視されていると思う。もちろん注意しているが、協会のスタッフが体温チェックなどで健康管理を気にしてくれているので自分は安心している。台湾戦に勝つことに集中していきたい」と話していました。