オリックス 恒例のジェット風船での応援 自粛求める

オリックス 恒例のジェット風船での応援 自粛求める
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、プロ野球のオリックスは今月、宮崎市で開催されるオープン戦や練習試合で、ジェット風船を使った応援をしないようファンに対して求めることを決めました。
オリックスの応援では7回の攻撃前に球団の応援歌を歌ったあと、ジェット風船を一斉に飛ばすことが恒例になっています。

しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、球団は感染防止策として、宮崎市の清武総合運動公園で今月23日から行われるオープン戦と練習試合、合わせて4試合でファンに対してジェット風船を使った応援をしないよう求めることを決めました。

本拠地の京セラドーム大阪などで球団が主催する来月のオープン戦については、対応を検討中としています。

ジェット風船の使用を禁止したり、ファンに自粛を求めたりする動きは、阪神やDeNAなど、プロ野球のほかの球団にも広がっています。

オリックスの森川秀樹球団本部長は「人気のある応援なので非常に残念だ。感染が早く収束してほしい」と話していました。

オリックスは新型コロナウイルスの感染予防対策として、17日からサインや握手、写真撮影などのファンサービスを当面の間、控えることにしています。