武漢からのチャーター機第5便 羽田に到着 65人搭乗

武漢からのチャーター機第5便 羽田に到着 65人搭乗
新型のコロナウイルスの感染拡大で、中国 湖北省から帰国を希望する日本人と、中国籍の配偶者などを乗せたチャーター機の第5便が17日朝、羽田空港に到着し、関係機関によりますと、これまでに、体調不良がみられた2人が救急車で医療機関に搬送されました。
チャーター機の第5便は午前7時前に羽田空港に到着しました。

第5便には帰国を希望する日本人36人と、日本人の配偶者など中国籍の人たち29人の合わせて65人が乗り、厚生労働省によりますと、機内で医師や看護師が一人一人、発熱やせきなどの症状がないかを確認したということです。

関係機関によりますと17日朝、帰国した人のうち、これまでに体調不良がみられた2人が、救急車で医療機関に搬送されました。

また、そのほかの人たちはウイルス検査を受けるため順次、空港からバスに乗り、医療機関に向かっています。

症状のあるなしにかかわらず検査を受けてもらい、その後、国が用意する施設に滞在することになっています。

日本政府は、この第5便をもってチャーター機による帰国支援にひと区切りをつけたいとしています。

詳しい内訳

外務省によりますと、詳しい内訳は、性別では、男性が35人、女性が30人、年齢別では、12歳以下の子どもが13人、60歳以上が6人のほか、地域別では、武漢市内に在住する人が28人、武漢市外の湖北省内に在住する人が37人となっています。