新型ウイルス 電話相談を24時間態勢に 外来窓口も拡大 厚労省

新型ウイルス 電話相談を24時間態勢に 外来窓口も拡大 厚労省
新型コロナウイルスの感染が各地で広がる中、厚生労働省は今後、電話相談を24時間態勢にするとともに、感染の疑いがある人が受診する専用の外来窓口を増やすことにしました。
新型コロナウイルスへの感染が疑われる人は、厚生労働省や各地の保健所などが設けた相談センターに電話をしたうえで、必要があれば専用の外来窓口がある地域の医療機関の紹介を受けて受診することになっています。

しかし、感染が全国で相次いでいることから、厚生労働省は今後、すべての都道府県で24時間態勢にして、相談を受け付けることにしました。

さらに、専用の外来窓口を設置する医療機関を100か所余り増やして、およそ800か所に拡大することにしました。

今後、感染に心当たりがない人や、全く症状がない人などからの電話での問い合わせが増えることが見込まれるため、16日午後の政府の専門家会議で、電話で相談をするべき人の要件などについてまとめることにしています。