米 EUからの航空機の関税 15%に引き上げ 対立激化も

米 EUからの航空機の関税 15%に引き上げ 対立激化も
アメリカ政府は、EU=ヨーロッパ連合から輸入される航空機に上乗せしている関税を、来月、15%に引き上げると発表しました。トランプ政権はこのところ中国の次に貿易赤字の多いEUを標的にしていて、両者の対立はさらに激しくなるおそれがあります。
アメリカとEUの間では互いの航空機メーカー、ボーイングとエアバスへのそれぞれの補助金が競争上不当だとして争いを続けていて、アメリカ側が制裁の関税措置を発動するなど関係が悪化しています。

アメリカ通商代表部は14日、EUに対するさらなる制裁措置として、EUから輸入される航空機に上乗せしている関税について、来月18日に現在の10%から15%に引き上げると発表しました。

EU各国の名産のワインやチーズなどに上乗せしている25%の関税措置を続けることも明らかにし、EUに対してエアバスへの補助金の削減を迫っています。

トランプ政権は中国に続いて貿易赤字が多いEUとの貿易交渉が進まないことにいらだちを募らせていて、一段と強硬姿勢を示すことで両者の対立はさらに激しくなるおそれがあります。