新型ウイルス 政府 感染拡大に備え 相談 検査 治療の拡充急ぐ

新型ウイルス 政府 感染拡大に備え 相談 検査 治療の拡充急ぐ
新型コロナウイルスをめぐり、国内で感染経路が特定されていない例が相次いでいることを受けて、政府は今後、感染が拡大する可能性は否定できないとして、各地の自治体と連携し、相談、検査、治療それぞれの体制の拡充を急ぐことにしています。
新型コロナウイルスをめぐっては13日、国内で初めて感染者が死亡したのに続き、14日も東京や愛知、それに北海道や沖縄などで新たな感染者が確認されました。

感染経路が特定されていない例が相次いでいることから、政府は今後、感染が拡大する可能性は否定できないとしています。

こうした中、安倍総理大臣は14日開かれた対策本部の会合で、感染症の専門家をメンバーとする新たな会議を設置し、医学的な知見を踏まえて対策の強化を図る考えを示しました。

また不安な症状がある場合は各地の相談センターに相談するよう呼びかけ、土日を含め24時間態勢で対応できるよう、自治体に協力を要請していることを明らかにしました。

政府は感染の実態把握を進めるため、ウイルス検査の対象を拡大し、感染が疑われる場合には医師の判断で検査を実施できるよう運用を見直していて、各地の地方衛生研究所で迅速に感染の有無を調べる体制の整備を進めています。

今後、患者が増えることもありうるとして、受け入れ態勢もあわせて整備する方針で、感染症に対応した「指定医療機関」のおよそ1800床に加え、一定の設備が整った一般の医療機関でも受け入れてもらえるよう、病床の確保を進めています。

政府は、各地の自治体と連携し、相談、検査、治療それぞれの体制の拡充を急ぐことにしています。