秋元司衆院議員が会見 主張の詳しい内容は

秋元司衆院議員が会見 主張の詳しい内容は
IR=統合型リゾート施設をめぐる汚職事件で起訴され、保釈された秋元司衆議院議員が14日、記者会見を開きました。会見で主張した主な内容です。

癒着・賄賂は一切ない

私はこれまで政治活動の一環として、いわゆる観光立国の推進というものに力を入れてきた。その中でナイトタイムエコノミーという新たな時間帯の創造に力を入れてきたほか、国土交通副大臣という重責も担わせていただき、観光行政の推進にも努めてきた。

また内閣府副大臣という立場でIRを担当し、その中で国内外のIR施設やリゾート施設の現場を視察するようなことを行ってきたのは事実だ。しかし、私が特定の事業者のために何かの便宜を働くことは断じてないし、今回、贈賄側とされている事業者に対しても、非難されるような癒着や、賄賂を受け取ったことは一切ない。

したがって私は、裁判では起訴された事実すべてを否認し、無罪を主張していく。

那覇市での講演料「賄賂ではない」

【起訴内容1:平成29年9月1日、那覇市のシンポジウムの講演料として元政策秘書の関連会社の口座に振り込まれた200万円について】

この年の8月に沖縄でシンポジウムに参加し、いわゆるパネラーや基調講演などを行った。関連会社への支払いについては全く問題意識をもっておらず、当然、賄賂だなどと考えたこともない。

「議員会館で現金受け取っていない」

【起訴内容2:平成29年9月28日、議員会館の事務所で贈賄側から受け取ったとされる現金300万円について】

この日は衆議院が解散された日で、私は朝から動き回り、夕刻に地元に戻るという忙しい1日だったと記憶している。このため、議員会館で贈賄側と会ったという記憶がない。そして、贈賄側からの現金、これを受け取ったという事実は絶対にない。当時は、私が裏金で300万円をもらわなければならない状況には全くなかったことははっきり申し上げたい。

旅費「支払うよう秘書に指示した」

【起訴内容3:マカオや北海道留寿都村を訪れた際の旅費について】

確かに視察には行ったが、旅行代は当然、当時の秘書に支払うよう指示していた。私の感覚としては、今でも接待旅行だったという認識は全く持っていない。北海道は子ども連れの家族旅行で半分プライベートだった。私は南国育ちでスノーリゾートをこの目で見たことがなかったので、せっかく現場に行くので政治家として、いろいろと見て学ぶものは学ぶというような感覚だった。もし、代金を支払っていないということであれば一刻も早くお支払いしたい。

高級ブランド品「賄賂という認識ない」

【起訴内容4:マカオ旅行の際に贈賄側から受け取ったとされるカジノのチップ代や高級ブランド品について】

チップについては提供を受けた事実はない。ブランド品は、自分で購入できる金額だったので購入しようという思いだったが、相手側にある意味、強引に会計をされた。その場の雰囲気を悪くすると思い、結果的にそういう形になってしまった。彼らが日本に来たときに食事をごちそうしたりプレゼントをしようと思っていた。大事なことは、賄賂だという認識は持っていないということだ。

今後の政治活動

今回、50日近い勾留からようやく開放されたが、だいぶ体力的に厳しいなというのが正直なところだ。まずは体調回復に力を入れ、なるべく早い時期、なんとか3月くらいには、しっかりと国会に復帰して、活動再開をさせていただきたいという思いだ。

今回の逮捕を受けて、自民党に迷惑をかけて申し訳ないという思いで離党したが、政治活動を正面から再開できることをしっかりと証明できれば、当然、元通りの形で政治活動をしっかりやっていきたい。裁判との兼ね合いもなるが、次の衆議院選挙の立候補も考えていきたい。

証人喚問について

私は起訴された被告の立場なので、当面は刑事裁判に専念させていただきたい。