キリンHD ビール以外の事業売却求める株主提案に反対へ

キリンHD ビール以外の事業売却求める株主提案に反対へ
キリンホールディングスが株主であるイギリスの投資会社からビール事業以外の医薬や健康分野は売却するよう求める株主提案を受けました。提案は来月下旬に開かれる株主総会の議案になりますが、会社は提案に反対しています。
これはキリンが14日開いた決算会見で明らかにしました。

キリンは消費者のビール離れや人口減少で、ビール事業の成長が見込めなくなっているとして、医薬や健康分野の事業を強化しています。

しかし株主であるイギリスの投資会社が「事業の多角化は株式市場で評価されていない」として、ビール事業に集中し医薬や健康分野の事業は売却するよう求める株主提案を行いました。

投資会社は売却でえた資金のうち6000億円を使って株価の上昇につながるキリンの株式を買い入れを行うことなどを求めています。

提案は来月下旬に開かれる株主総会で議案として諮られますが、キリンは14日、取締役会を開き「非現実的な提案だ」などとして提案に反対することを決めました。

キリンホールディングスの磯崎功典社長は「中長期的な視点に立つと、会社の成長には健康食品などの育成が必要だと強く考えている。シナジー効果を株主に説明していきたい」と述べました。