コクヨ 「ぺんてる」敵対的買収で子会社化 断念

コクヨ 「ぺんてる」敵対的買収で子会社化 断念
大手文房具メーカーのコクヨは筆記具メーカー、ぺんてるを敵対的買収で子会社にすることを目指していましたが、断念する考えを明らかにしました。
コクヨは、去年11月、ぺんてるに対して敵対的買収に乗り出し、すでに取得済みの株式と合わせて過半数を取得して子会社にすることを目指してきました。

14日の決算についての記者会見で黒田英邦社長は、これまでにぺんてるの株式の取得割合が46%にとどまっていることを明らかにしました。

そのうえで「売却しないという意思をもった株主も一定程度いるので敵対的に買い増すことはこれ以上は必要ない」と述べ、子会社にすることを断念する考えを明らかにしました。

会社では一連の株式買収に131億円かかったことを発表しています。

黒田社長は、今後、筆頭株主として、ぺんてる側と話し合いを続けたいという意向を示しました。

これに対して、ぺんてるは「去年12月に『コクヨとの協力関係構築にむけた協議を中止する』と発表した立場に変わりはない」と述べ、話し合いには応じない姿勢を示しました。