円相場 新型ウイルスの感染拡大などめぐり売買が交錯

円相場 新型ウイルスの感染拡大などめぐり売買が交錯
13日の東京外国為替市場、円相場は、新型コロナウイルスの感染拡大などをめぐって売買が交錯する展開となりました。
午後5時時点の円相場は、12日と比べて15銭円高ドル安の1ドル=109円72銭から73銭でした。

ユーロに対しては、12日と比べて54銭円高ユーロ安の1ユーロ=119円36銭から40銭でした。

ユーロは、ドルに対して、1ユーロ=1.0878から80ドルでした。

市場関係者は「朝方は1ドル=110円台まで円安ドル高が進んでいたが、中国で新型コロナウイルスの感染者数がさらに増えたと発表されると、リスクを避けようと、円を買う動きが強まった。中国と結び付きの強いヨーロッパ経済の減速への懸念から、ユーロに対しても円が買われた」と話しています。