入国拒否の対象 浙江省に滞在歴ある外国人などにも拡大の方針

入国拒否の対象 浙江省に滞在歴ある外国人などにも拡大の方針
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は入国を拒否する対象を、中国・湖北省に加え、感染が広がっている浙江省に滞在歴のある外国人などにも拡大する方針を固めました。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は今月1日から入国申請前の14日以内に中国・湖北省に滞在歴がある外国人と、湖北省で発行されたパスポートを所持する外国人について、特段の事情がないかぎり入国を拒否する措置を実施しています。

これに加えて、政府は入国拒否の対象とする地域を感染が広がっている浙江省にも拡大する方針を固めました。

そして、12日午前開く対策本部の会合でこうした方針を確認したあと、持ち回りで閣議了解の手続きをとることにしています。

また、政府は集団感染が確認されたクルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客と乗員を対象にしたウイルス検査について、地方や民間の検査機関にも協力を依頼するなど、検査体制の拡充を図る方針です。