チャーター機第1便の帰国者 感染なければ順次帰宅へ

チャーター機第1便の帰国者 感染なければ順次帰宅へ
新型コロナウイルスの感染が広がっている中国の湖北省・武漢から先月、チャーター機の第1便で帰国し、国が手配したホテルなどに滞在している人たちは、11日全員が改めてウイルス検査を受けました。感染が確認されなければ、12日以降順次、帰宅できる見通しです。
中国の湖北省・武漢からは、先月29日、政府が用意したチャーター機の第1便で日本人206人が帰国しました。

このうち帰国した日に行われたウイルス検査で感染が確認されず、発熱などの症状も見られなかった197人は千葉県のホテルや埼玉県にある国の宿泊施設に滞在しています。

WHO=世界保健機関がウイルスの潜伏期間について最長で12.5日と示していることから、厚生労働省は潜伏期間がすぎた11日、宿泊施設に滞在する全員を対象に改めてウイルス検査を行いました。

結果は13日にかけて判明する予定で、感染が確認されなかった人たちは12日以降順次、帰宅できる見通しです。

また、先月30日の第2便で帰国した人で宿泊施設にいる199人は12日から、翌31日の第3便の帰国者では145人が13日から検査を受ける予定で、今月7日の第4便に乗っていた人たちについても今月20日に検査を行う方向で調整が進められています。