ホンダ武漢工場 操業再開は17日の週に遅れると発表

ホンダ武漢工場 操業再開は17日の週に遅れると発表
ホンダは新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な武漢にある車の工場の再開時期を今月14日以降としていましたが、操業再開の前に生産ラインの一部で改修工事を行うことなどから、17日の週に再開が遅れることを発表しました。
一方、広州にある車の工場は、今月10日の操業再開を予定していて、従業員の出勤や部品の調達の状況を見極めながら、少しずつ生産を増やしていくとしています。

中国にある工場で部品を確保できるかどうかの見通しについて、倉石誠司副社長は7日の決算に関する記者会見で「部品ごとに違うが、それなりの在庫量を持っている。影響が最小限に抑えられるように、車種ごとの生産の順番を変えるなどして、工場の稼働は続けられるようにしたい」と述べました。

また、日本国内の生産への影響については、「中国にある部品メーカーが、計画通りに操業を再開すれば、国内の工場の生産ラインが止まるほどの影響はないが、長期化した場合には影響が出る可能性がある」と述べました。