中国 武漢へのチャーター機第4便 羽田に帰国へ

中国 武漢へのチャーター機第4便 羽田に帰国へ
新型コロナウイルスの感染拡大で、中国の湖北省から帰国を希望している人のためのチャーター機の第4便が7日、羽田空港に到着する見通しです。
新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、政府はチャーター機を手配して、中国の湖北省に滞在する日本人の希望者全員を順次、帰国させていて、これまでに3便のチャーター機を派遣し、合わせて565人が帰国しています。

そのチャーター機の第4便が6日夜、武漢に向けて羽田空港を飛び立ちました。第4便にはこれまでと同様、医療チームなど政府の関係者が乗り込み、マスクや消毒液などの支援物資のほか、客室乗務員が着用するための防護服も積み込まれました。

チャーター機は7日の午前中に羽田空港に到着する見込みで、日本人130人余りのほか、日本人の配偶者など中国籍の60人程度も、人道的観点から搭乗させるため、中国側と最終調整を進めていて、搭乗者は合わせて200人程度になる見通しです。

厚生労働省によりますと第4便でも機内で医師や看護師が帰国した人、一人一人、発熱やせきなどの症状がないかを確認し、症状のあるなしにかかわらず医療機関でウイルス検査を受けてもらうということです。