「チャーター機 中国籍の配偶者など同乗へ交渉中」官房長官

「チャーター機 中国籍の配偶者など同乗へ交渉中」官房長官
菅官房長官は6日午前の記者会見で「今夜、第4便のチャーター機を派遣すべく調整している。搭乗希望人数は変動がありうるが、200人台が想定されている」と述べました。
そのうえで、中国籍の配偶者や家族の搭乗について「人道的観点から、日本国籍保有者と何らかの関係を持つ人も搭乗を認めてもらうべく、引き続き中国側と交渉している」と述べました。

「施設滞在期間は知見踏まえ検討」

菅官房長官は、中国 武漢からチャーター機で帰国した人たちの施設での滞在期間について「WHO=世界保健機関などの知見も踏まえつつ、専門家に諮りながら方針を検討している。新型コロナウイルスはこれまで知られていない感染症であることを踏まえ、帰国された人たちには丁寧に説明していきたい」と述べました。

外相「今夜8時にも第4便出発予定」

茂木外務大臣は、自民党竹下派の会合で「今夜8時にもチャーター機の第4便を飛ばす予定だ。これで、帰国を希望する邦人やその配偶者の方々なども含めて大半の方の帰国が実現できる。そういう方に対する検疫を行うとともに、水際対策にも万全を期す」と述べました。